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急性ジストニア(症状・対処法)

急性ジストニアとは、筋肉が緊張したり硬直したりしてしまう症状です。
統合失調症の治療のために向精神薬を服用すると、副作用として起きる場合があります。
ジストニアとは、異常という意味を持つジス+緊張という意味のトニアを組み合わせた言葉です。
筋肉が異常に緊張してしまうという意味なのです。

ジストニアの症状

ジストニアの症状が慢性的に少しずつ起きることは少ないものです。
いきなり筋肉がつっぱったりねじれたり、動かなくなります
そのため、急性ジストニアと呼ばれることが多いようです。

ジストニアの症状は、

・口やあご、舌、顔面、頸部、胴体部、手足などが「つっぱる」「ねじれる」
・眼球が上に回転してしまう
・眼球が上に回ったまま固定され、ずっと白目の状態になる

といったものです。
これらの症状は、単発で起きる場合もあれば、複数が同時に起きることもあります。
一度見たらすぐに異常と分かるのが、この急性ジストニアの症状です。

ジストニアの対処法

抗精神病薬を服用している患者の様子に注意しましょう。
体が斜めに傾き、下が飛び出して白目になっていれば、急性ジストニアです。
特に、この症状は治療薬を服用してから24時間以内に起きることが多いという特徴もあります。

急性ジストニアの治療には、内服薬が一般的です。
筋肉が動かなくても問題ない部分には、ピンポイント的にボツリヌス治療を行うこともあります。
ただこの治療法は、適用できる場合とできない場合があるので注意しましょう。
ジストニアの症状が全身に現れてしまった場合、外科治療が必要になることもあります。

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