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統合失調症による側頭葉の変化

統合失調症の患者には脳のさまざまな部位で異変が発生することがわかっています。
そんな変化が生じる部位のひとつが側頭葉です。

側頭葉について

この側頭葉は大脳の側面にあります。
側頭葉は2つに分けられています。
場所によって右側を右側頭葉、左側を左側頭葉と呼びます。
その働きはおもに言語の理解、感情の制御、記憶、物事の判断など。
つまり精神活動を行ううえで決定的ともいえる役割を果たすのです。
耳が受け取った音の情報を判断する機能も持ち合わせています。
言葉を音としてだけでなく、意味のあるものとして理解するためには側頭葉の活動が不可欠です。

統合失調症の患者にはこの側頭葉が欠けてしまったり、体積が減少するといった変化が起こります。
MRI撮影すると本来は側頭葉で詰まっているはずの部分がスカスカになっていることも多いようです。

側頭葉の活動が低下すると

このような状態になれば当然側頭葉の活動が大きく低下してしまいます。
統合失調症の症状としてよく見られるのが記憶力、理解力の低下、衝動的な行動など。
これらもこの活動の低下が大きな要因となっているのです。
聴覚を司る部位が異常をきたすことで幻覚が発生することもあります。

このように、脳の機能の低下がそのまま統合失調症の症状に結びつくことも少なくありません。
検査による状態の確認が大きな意味を持ってくるのです。

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