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統合失調症による前頭葉の変化

統合失調症は脳の病気です。
精神疾患は症状が掴みにくく、治療が難しいと言われています。
統合失調症の場合は脳に異常や変化が見られます。
その中でも代表的なのが前頭葉の変化です。

前頭葉について

前頭葉という名称をご存知の人は多いでしょう。
この脳の部位は思考や理解、あるいは想像といった分野を司る重要な役割を担っています。
いわば精神の中枢ともいえるものなのです。
物事を理解したうえで判断を下したり、自分の行動や衝動を抑制する働きも担っています。
統合失調症の患者はこの前頭葉の状態に変化が生じることが多いのです。

前頭葉の変化

変化を具体的に見てみましょう。
よく見られるのが前頭葉への血流が低下する点です。
血液は全身を駆け巡りながら栄養を行き渡らせ、活動を維持する役割を担っています。
その血流がうまく行き渡っていないわけですから、前頭葉の活動そのものが低下してしまいます。
ですから物事をうまく理解できなかったり、継続的にものごとを考えることが難しくなったり......。
さらには自分の衝動を抑制することができなくなってしまうのです。

重症の統合失調症患者の場合ごく稀ですが、前頭葉そのものが欠如しているケースもあります。
いかにこの部位が統合失調症と深く結びついているかを示すデータといえるでしょう。

症状を和らげるには

逆に言えば前頭葉の活動を正常に戻すことが統合失調症の症状を和らげます。
治療の効果をもたらすことができるわけです。
統合失調症に関する知識としてこの前頭葉のことは覚えておいて損はないと思います。

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