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統合失調症の診断

統合失調症にかかってしまったら薬物治療やリハビリなど専門的な治療が必要となります。
しかし心の病はなにを持って発症したのか判断が難しい面もあります。
医療の現場では統合失調症の診断をどのような基準で行っているのでしょうか。

病気の診断方法

この病気の診断はまず本人と周囲の人、とくに家族への問診が基本となります。
どのような症状が具体的にあらわれているのか、いつごろからあらわれたのか。
それによって日常生活・社会生活にどのような支障をきたしているのか。
また既往歴や過去の生活環境なども問診の対象となります。

そのうえで定められた診断基準に基づいて判断が下されます。
この診断基準には2つの種類があります。
まずWHO(世界保健機関)が定めた「ICD-10」という基準。
それからアメリカ精神医学会が定めた「DSM-Ⅳ」という基準です。
判断材料には妄想や幻覚、会話のまとまりのなさ、まとまりのない行動などが含まれています。

診断の難しさ

こうした基準をもとに最終的に統合失調症の診断が行われます。
CTやMRIなどを使用した検査が行われることもあります。
統合失調症の患者の中には前頭葉や側頭葉などの脳の部位に変化が生じていることもあるためです。

こうしてみるとなかなか確定的な診断が難しいことが窺えます。
とくに本人だけでなく、家族の協力と状況の把握が重要になのです。
本人だけの問題ではなく、周囲に人間が問題を共有し、対策に取り組むことが求められるのでしょう。

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