統合失調症を理解する

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回復期

急性期、休息期を越えると回復期に入ります。
その名の通り病状が回復段階に差しかかった状態です
。 この時期に適切な治療やリハビリテーションを行うことで社会復帰が可能になります。

回復期の特徴

この時期の特徴としては本人が現実感覚を取り戻すようになること。
これまで自分が異常な状態だったことを自覚します。
そのことに対する自責の念や不安を覚えるようになるのです。
自分の精神状態に対し、あるいは将来に対して不安や焦りを覚えることも多いようです。

回復期にあるとはいえ、無気力や疲労感が完全に払拭できたわけではありません。
辛い状態で過ごさなければならない時期でもあります。
症状が見られなくなったものの、こうした問題はまだ抱え続けている状態です。
周囲も本人に負担をかけるような振る舞いは避けなければなりません。
経過を見守りつつ、回復を待ち続ける姿勢が求められます。
とくにコミュニケーション能力の低下が続いていることが少なくありません。
その辺りの配慮もしておきたいところです。

回復期の治療

この段階になると本人も日常的な生活を取り戻す意欲を持ち始めます。
外出したり、何かに取り組もうとしたり。それをサポートする環境も求められるでしょう。
治療では薬物療法より、リハビリテーションの方に比重が傾くようになります。

この回復は短い場合では数ヶ月、長い場合には1年以上も続くことがあります。
本人も周囲の人も根気強く治療を受け、完治への道を一歩一歩進んでいく努力が必要となるでしょう。

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