統合失調症を理解する

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休息期

急性期が過ぎ去ると休息期が訪れます。
急性期の状態は平均して数週間程度続くといわれています。
それが過ぎ去った後に休息期が訪れるわけですが、こちらは短くて数週間ほど
長くて数ヶ月の間続きます。

休息期という名称の通り、傍目には落ち着いたように見えるのが最大の特徴です。
確かに急性期に比べれば症状は落ち着きが見られます。
ただし回復に向かっているとは一概にいえない点が難しいところなのです。

特徴

特徴としては陰性症状があらわれる点です。
急性期は陽性症状があらわれることがほとんどです。
妄想にとらわれたり、感情表現のコントロールがうまくできなくなったり......。
周囲の人間もあきらかにおかしいと察知することができます。
しかし休息期では極端な言動が見られなくなります。
本人や周囲も「治りかけているのか」と思ってしまいがちです。

この時期によく見られる症状としてはやる気や集中力の低下、疲れやすさ、慢性的なだるさなどです。
仕事の能率が落ちたり、人を避けるようになる点も忘れてはなりません。

注意すべきこと

注意が必要なのは急性期を過ぎて症状が落ち着いた時点です。
改めて精神状態に負担をかけるようなストレスには注意が必要です。
ここで再び急性期に戻ってしまうこともありえます。
精神状態はまだまだ不安定なのです。

周囲の人間も落ち着いたからといって安心せず、経過を見守る必要があります。
もちろん、医療機関で適切な治療を受け続けることも必須です。
ある意味扱いがもっとも難しい時期といってもよいでしょう。

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