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電気けいれん療法

統合失調症の治療方法の一つに、電気痙攣療法があります。
この治療法は、実際に電気を流すことで筋肉を痙攣させる有痙攣療法。
麻酔を使用することで痛みを感じることなく治療ができる無痙攣療法の2種類があります。

電気痙攣療法は、躁うつ病など「うつ」が強く出ている場合に行うのが効果的と言われています。
特に、自殺願望が強い鬱状態の人にとっては大きな効果があるようです。
統合失調症の患者の場合、うつ症状が強く見られるならこの治療法が選択されるケースもあるようです。

電気痙攣療法の選択

統合失調症の患者さんの多くは、電気痙攣療法に激しく抵抗する人も少なくありません。
体に電気を流すのですから、当然のことです。
もちろん拒否する患者にこの治療法を強制的に行うことはありません。
あくまでも薬物療法や心療療法のバックアップとして位置づけられています。
薬物治療を行っても治療効果が表れない場合、この療法が選択されることになります。

電気痙攣療法は、1日1回の電気ショックを、数日おきに5回から7回行います。
これで1クールです。
基本的に電気痙攣療法を行う際には入院治療となります。
治療前には食事を抜き治療後も経過観察して薬の種類や量を調整する作業が必要です。

電気痙攣療法の注意点

鬱の状態をプラスに改善する効果が期待できる電気痙攣療法。
1クールの治療を受けた後は薬物療法で治療が可能なケースも少なくありません。 電気ショックを与えることによって薬物療法の効果を正常な状態へと引き上げられるからです。

ただし、薬物の量を減らした結果、すぐに鬱の症状が戻ってきてしまうことも多いのです。
患者によっては間隔をあけた電気痙攣療法が必要になることもあります。

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